ジュール・ヴェルヌやその周辺の文学、芸術、エンタテインメントなどについて、あるいは日頃の読書や芸術・映画鑑賞などについて自由に語り合うための掲示板です。どうぞお気軽にご利用ください。投稿画面に入るにはID「user」とパスワード「1905」を入力してください。
★日本ジュール・ヴェルヌ研究会の活動情報★
会誌Excelsior!第4号鋭意編集中です。ご期待ください。
今日の朝だったか、NHK−BS2のワールドニュースで「電子書籍」の普及に触れられていました。著作権の関係で、きっと古典中心だろうと思いますが、テレビ映像にちらりと「ジュール・ヴェルヌの肖像写真」や「マーク・トウェインの肖像写真」が流れていました。
日本でも普及すればいいな〜と思うけれども、小説はやはり本でないと、というこだわりも出てきます。文庫本は増えるほど、かさ張ったり、置き場所に困ったりすることもあります。長編小説なんかに、重宝しそうですね。
「電子書籍」私だったら、シェイクスピア全作品や山岡壮八の「徳川家康」「真田太平記」にチャレンジしたいです。長編小説の置き場所がなくて、困っているけどな…。ぼやきっぱなし。
ニンテンドーDSで日本文学のソフトがあって重宝しているけど、もっと出てほしいな〜なんて思っています。日本でも、電子書籍ヴェルヌ全作品あればな〜。
この間必要があって、アマゾンUSを見ていましたら、ヴェルヌ作品の多くはキンドル用に電子化されていましたね。どうやら近々出る『探検奨学金』の翻訳で「驚異の旅」の全作品が英語で読めるようになる模様で、日本はヴェルヌ受容の点で英米に完全に水をあけられた格好ですが、電子書籍の方も出版業界の出足の鈍さが気になります。この間の奥泉光氏トークイヴェントでもお世話になった評論家の前田塁氏の新刊は『紙の本が亡びるとき?』で、惹句は「めくらない世代」が間もなく登場する、というものでした。ここ十年のIT技術の急速な発展と世代間ギャップを考えると、この言葉はおそらく十年以内に現実のものになりそうですね。紙の本が消えることはないにせよ、趣味的なものになることは確かで、そう考えると現状と大差ない気もしてくるわけですが、島田雅彦氏が最近発言していたように、電子書籍は、紙で出しにくい全集を出すチャンスになりうるわけで、そう考えると出版メディアの側には頑張っていただきたいと願わずにはいられません。
最近、調べてみて分かったことですが、日本でも一時「電子書籍」をSONYから出していたようですが、売れ筋が悪くて撤退させてしまったそうです。それが、アメリカでは逆に受け入れられて大ヒットしたそうだ。
NINTENDO-DSで日本古典(夏目漱石や太宰治等)がある話をしましたが、また近年、シャープの「電子辞書」(辞書が100冊相当収録)に加え、日本古典小説が収録されているのに、驚いています。
ちなみに私も「電子辞書」を8年ぐらい近く愛用していますけど、これは30冊相当収録。いつか壊れたら最新ものに変えようかと思っています。
昨年だったか、新聞で電子小説の著作権について触れられていました。絶版になっている現代文学を電子小説化できないかという話でした。そうすることで、もっと多くの人に読んでほしいというものでした。
昨年、丸谷才一「思考のレッスン」に感銘を受けてから、現代文学に関心を持ち始めたのですから、絶版書籍のデジタル化はうれしいですね。安岡章太郎がとりわけ好きですけど、絶版書がかなり多いので「BOOK OFF」に頼っているのが現状です。
いまどこまで進展しているのか気になるところですけど、インターネットで検索してもそれらしい情報もないし、滞っているのかもしれませんね、海外小説だったら福武文庫やちくま文庫の絶版書復刻が夢です。
それまで、青空文庫で我慢するしかありませんね。
先ほどインターネットを立ち上げたら、気になるトピックニュースがありました。URLを入れましたけど、電子書籍「I PAD」がいよいよ日本に上陸しそうです。
いつごろ発売になるか楽しみですけど、絶版で入手困難な海外文学が入れば嬉しいですね。パシフィカから出ていた「ヴェルヌ作品」か、集英社のヴェルヌ全集が収録でも入ればな〜なんて、はかない夢を持っています。
でも確実に絶版書籍が入る可能性がありますから、ほかの作家でも未読だった、読みたかった作品がきっと収録されるだろうな、と思うと、「電子書籍」に熱い思いを懸けたいですね。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/electronic_books/?1264678653
『三人のロシア人と三人のイギリス人の冒険』の1章を読み終わりました。2週間で1章が目標なのでここまでは順調にきています。読解の内容はノートに逐一記録してあるので、余裕ができたら訳文も作ってみたいなと思っています。
今日は一年ぶりくらいに野菜を茹でました。
ニンジンは加熱したほうが栄養が摂れるようになりますよ。どんどん茹でましょう。
[ 投稿の削除 ] [ この記事に返信 ]『緑の光線』を映画化したエリック・ロメールが亡くなってしまいました。
http://mainichi.jp/select/world/news/20100112dde041060053000c.html
『緑の光線』はすばらしい映画でしたし、大学のころに『友達の恋人』とか、割とはやってよく見ていました。ご冥福をお祈りいたします。
僕は恥ずかしながらロメールは『グレースと公爵』とか『O侯爵夫人』くらいしか観ていないのですが、観た作品はすべて好きでした。ただ、ヴェルヌ的ということでは、『緑の光線』よりむしろ『レネットとミラベル 四つの冒険』の「青い時間」ではないかと個人的には思っております。
ヴェルヌの小説『緑の光線』で僕が好きなのは、「緑の光線」をヒロインが知るのが新聞記事、それも『八十日間世界一周』と同じ「モーニング・クロニクル」紙だということで、「オプトグラム」が出てくるヴィリエの『トリビュラ・ボノメ』と合わせて、科学的トピックが新聞記事で登場するというトピックになぜ自分が引かれるのか、いつか考えてみたいと思っているのですが、考えてみれば、科学的トピックだけではなく、事件の新展開が新聞記事によってもたらされるというシャーロック・ホームズ的パターンも好きなんですよね。小道具としての新聞というのは今に至るまで健在なわけで、遠からず新聞が消滅する暁には(ヴェルヌは小説が新聞に取って代わられるという予言をしたわけですが、どうも小説より先に新聞が消えそうですね)、味気ないことになるなあと思っています。
それはともかく、『緑の光線』における伝説(緑の光線を見た者は自他の心を理解できるようになる)は、エッツェルによる加筆だということは、この掲示板にも確か書いたことがあります。今この小説を普通に読んだ読者にとって、この伝説がなかった状態というのは考えにくい気すらしますし、ロメールの『緑の光線』もこの伝説なしでは構想されなかったかもしれない。しかし、ヴェルヌにとってはあってもなくてもいいものだったというのは、なかなか興味深いことではないでしょうか。
Jules Verne Newsでもロメールの訃報は取り上げられていますが、ロメール自身は、ヴェルヌのことを、素晴らしい物語作家ではあるが、最悪のフランス語の使い手で、会話は平板、ユゴーの悪いところからばかり影響を受けた、と酷評していた由。そういう評価はありうるでしょう。こうした評価の背景となっているロメール自身の美意識に、先のヴェルヌ自身の小説美学とも照らし合わせて『緑の光線』映画化を考えることができるのではないかと思います。いずれにせよ、個人的にはロメールの全作品をなるべく早く観なければなりませんが。
『レネットとミラベル』は見てないのです。当然全部はみてませんので。紀伊国屋のBOX版でしか見れないようで、これ、値段高いですねえ。早く廉価版出てほしいです。
> 遠からず新聞が消滅する暁には(ヴェルヌは小説が新聞に取って代わられるという予言をしたわけですが、どうも小説より先に新聞が消えそうですね)、味気ないことになるなあと思っています。
今後はTVのニュースか、PCか携帯のネットニュース、あるいは2chあたりで知る、という導入になるのでしょう。現実はすでにそうですし。
> それはともかく、『緑の光線』における伝説(緑の光線を見た者は自他の心を理解できるようになる)は、エッツェルによる加筆だということは、この掲示板にも確か書いたことがあります。
それは知りませんでした。しかし、ロメールの『緑の光線』も、未知の世界をさまよいつつ成長を遂げる通過儀礼の物語であるかぎり、極めてヴェルヌ的であるのも事実です。こんな現代的な通過儀礼があるのか、とは思いますけども。
あけましておめでとうございます。
去年も結局ほとんど本を読まずに終わってしまいました。
以前は特に用事がなくても本屋にふらっと入っていたものですが、
最近はそれが本屋からCDショップに変わりました。
まあそれでも印象に残った本を挙げるとすれば、
[1] メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
これはもう圧倒的でした。こういうの大好きなんです。
[2] アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』
インフルエンザで寝込んでいた日に一気に読みました。
[3] A・E・コッパード『天来の美酒/消えちゃった』
本邦二冊目の短篇集。相変わらず変な話ばっかりです。
さて、せっかくなので今年の目標でも書いておきます。
(1) バドゥロー(『地軸変更計画』の原案者)の誰も読まない章の解説を会誌に書く
とりあえずひととおりの解読はできたので、忘れないうちに。
(2) 原書で『三人のロシア人と三人のイギリス人の冒険』を読破する
1日半ページを目標に。現在の進捗:EmeryがMokoumにキャラバンの指揮を任せた経緯(1章半ば)まで。
(3) 土日に少なくとも一回は外出する
ついつい引き籠もりがちなので。外に出るきっかけがほしいので、面白そうな展覧会とかあったらぜひ教えてください。
数えてみたら去年のこの掲示板への投稿、6回でしたね。少なっ。
今年は日記代わりにもうちょっと書こうと思います。
それでは今年もよろしくお願いします。
目標に
(4)晩ゴハンを毎晩食べる
が抜けています……。
うっ、そうですね。でもまあ土日に外出すれば2日連続食パンonlyみたいなのは避けられるので、それも(3)に含まれてるってことで。
昨日は雑司が谷をちょっと歩いてきました。帰りは目白のほうに出て絵本の店や古本屋を回るつもりが、迷宮に迷い込んでしまい、気付いたら池袋のジュンク堂に入っていました。
来週は印刷博物館に行ってきます。
『三英三露』進捗状況:南アフリカの一月は暑くて獣も引き籠もる(1章後半)
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしく。
CD屋ですか。synaさんって、どんなのを聴いているんでしょう?
なんだかんだいって、二十歳前後に聴いていた音楽は一生聴くとかいいますけど、ほんとにそんな感じだなあと、最近思いますね。僕は、かなり久々にThe Cureとか聴いて、やっぱりこういうの好きなんだなあと、正月そうそう思ったりしてました。
http://homepage3.nifty.com/seasidejunkfoods/
ぼくの音楽の趣味は本の趣味と正反対です。
すごいミーハーです。
ライブを見に仙台まで行っちゃうくらいです。
20歳前後、ですか。ぼくは逆に、もう何年も前に解散してしまったバンドに今頃興味を持ったりしています。大学時代、友人にいくら勧められても興味が湧かなかったのに。supercarって言うんですけどね。
>2日連続食パンonly
キャーッ
……ishibashiさん、synaさんをなんとかして下さい。
っていうか、健康に関する事項が下位に来るのがそもそも間違いだよね。元気に長生きしないと読書も何もできないじゃないですか。とはいえ、ただ人様にとやかく言うだけでは申し訳ありませんので自分用の目標には「禁酒」というのを考えてみました。
近所には夜中に食べにいけるところがないんですよね。仙台には半田屋という24時間営業の食堂があって、毎日のように通っていましたが。東京は夜になると寝静まっちゃって不便です。
supercarって、アンダーワールドにちょっと似た感じの、テクノサウンドのバンドでしたっけ?へえ、意外といっちゃ意外ですが、意外じゃないような気もします(笑)。
最近ちょっとラジオで耳にしたんですけど、こんなのは?
http://www.youtube.com/watch?v=w0zkdlK3Zb4
プロモの映像が、藤城清治っぽい。ちょっと懐かしい、透明感のあるサウンドで、僕はちょっと気になりました。
で、仙台には何をおっかけて?
ミーハーで仙台っていうと、モンキーマジックあたりとか?
あー、なるほど。いえ、仙台ゆかりの、とかじゃありません。
「8月29日 仙台」で検索してみてください。
supercarといえばやはりこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=nyrUAZE1LEk
音楽といえば『二十世紀のパリ』に未来の音楽や詩の話が出てきますが、「電気の調和」、「酸素の瞑想」、「詩的平行四辺形」とか、すごい魅力的なタイトルですよね。電子音や機械的に処理された声を聴きながら、今ってまさにそういう時代なんだなと思います。(と無理やりヴェルヌに話を戻してみる。)
さて、誰かさんにあまりヒステリーを起こされると困るので、ちょっと定食屋にでも行ってきます。
あけましておめでとうございます。ちょっと遅いですかね。
synaさん、そうですか。
私の知り合いにも、ただの会社員なのに全国を追いかけてすっかりそのスジでは有名になってしまっているのがいますが、そういう人は一般に思われている以上に多いようですのでご安心ください(何を何に安心するのか?)。
ちなみに私はちがいますが。今年もよろしくお願いいたします。
音楽の話に便乗させて頂きます。
私のCDコレクションは70年代から80年代にわたる洋楽中心です。メインになっているのがカーペンターズ(彼らの大ファン)で、ほかにグレン・キャンベルやアンディ・ウィリアムス、アバ、ダリルホール・ジョン・オーツ等。
クラシックではリヒャルト・シュトラウスとシベリウスが好きですね。シャンソンやカンツオーネなんかも聴いています。「ヴェルヌ書店」に紹介したオッフェンバックの「月世界旅行」や「ミシェル・ストロゴフ行進曲」は20代の頃に「音楽CD総カタログ」から意図的に発掘して注文購入したものなんです。
それというのも、クラシック音楽には「カルメン」「ロミオとジュリエット」「ドンファン」「ツァラトウストラかく語りき」等文芸ものがあるくらいだから、ジュール・ヴェルヌはどうだろうか?誰かが交響曲「海底二万里」でも作曲してるんじゃないか?
「音楽CD総カタログ」、分厚い本をめくり、一ヶ月ぐらいしぶとく探しまくっているうちに、オッフェンバック「月世界旅行」とマリウス・ミロ「ミシェル・ストロゴフ行進曲」を偶然見つけだした次第だったのです。
この当時はヴェルヌにもっとも熱くなっていた時期でしたから、しょ〜もないことに1か月検索していたことが懐かしく思い出されます。